【植物】パキポディウム・サウンデルシーを手に入れました。
こんにちは、ふうたです。
またもや台風が近づいてきているようで...
幸い、高知県は暴風域に留まるみたいですが警戒はしておきます。
さて、先日は「むろと廃校水族館」に初めて行きました!
廃校になった小学校をそのまま使用して水族館にしちゃいました!という感じのちょっと変わった水族館です。
こちらはそこにいたウツボたちです。一番下の子だけ黒目が小さいので面白い顔をしてました。笑
そして、帰り道には以前から気になっていた植物屋さんに寄ってきました。
お店の外は多肉植物のミニ庭園のようになっていました。あまり大きいといえるほどではなかったですが、割と見応えがあったなと思います。
サボテンからエケベリア、観葉植物や盆栽ちっくなものまで揃えられていました。
また、店内スペースには花き類がメインに陳列されており、その側に混ざっていた唯一のパキポディウムを購入しちゃいました!
それがこちら(家まで我慢できず、近くのスーパーの駐車場で思わずパシャリ。
パキポディウムのサウンデルシーと呼ばれる種類のようです。
和名には白馬城というかっこいい名前がついているようです。
幹の部分が他のパキポディウムと比べて白くなるようです。
パキポディウムの代表格であるグラキリスなどの原産はマダガスカルですが、こちらのサウンデルシーは南アフリカ北東部あたりが原産のようです。
そのため、開花時期も異なるようですね。グラキリスは春先に咲きますがサウンデルシーは晩夏から秋にかけて花を咲かせるようです。
まさに今の時期が開化のタイミングなのですが、咲いてくれるかな?どうでしょうか。
今のところ咲きそうな気配はありません。。というか枯れ葉が多かった(*_*;
生育期は4月から10月ということで、春から秋にかけて成長し、冬に葉を落とすような感じでしょうかね。
ただし、マダガスカル原産のパキポディウムとは違い、南アフリカ北東部で自生しているため冬の寒さにもある程度の耐性があるようです。
高知県なら冬も外に置いておいても問題ないかな…?
ここからちょっと脱線します。
記事を書いていて疑問に思ったのが、マダガスカルと南アフリカ北東部ってそんなに気温の差があるのか?ということです。
地図を見た限りでは海を挟んでアフリカのすぐ隣がマダガスカルなんですよね。で、少しだけ調べてみたのですが、マダガスカルの最低気温はどこも10℃以上あるそうです。
一方、南アフリカ北東部の方は10℃を下回るみたいです。氷点下になることはなさそうです。
なので、マダガスカル原産のパキポディウムは冬場は室内に置くのが基本になっているんですかね。実生はまた少し変わってくると思いますが。
サウンデルシーなどの場合は、冬でも氷点下を下回らない限りは外に出しておいてもなんとか耐えてくれそうかなと思いました。
また、豆知識というか、専門用語をここで書いておきます。
上記のように、原産国から日本に輸入されてきた株のことを現地球と呼びます。
現地の環境で育ってきた株のため、見た目がいかついものが多いです。
さらに、輸入の際には根っこをカットしないといけないという制約があるようで、輸入時には根がない状態で日本に来ます。そこから販売者もしくは輸入者の方が根っこを頑張って出すように育てます。これを発根管理と言います。
この発根管理された現地球の個体は高値で売られているものがほとんどだと聞きます。
〇万円~だと思います。
で、その現地球を日本で育ててそこからさらに種を取ったもの、そしてその種から育てたものを実生株と言います。
こちらの実生株は現地球のものよりかは安価で手に入れることが可能ですが、現地球のような見た目に仕立て上げることはほとんどの人はできないでしょう。
現地と同じ環境を作り出すことができれば不可能ではないと思いますが、非常に大変だと思います。
そして今回私が手に入れたサウンデルシーですが、こちらは実生株に該当すると思います。ちっちゃいですしね。
塊根植物育てている人はこの辺の知識をだいたい持ってると思いますが、この話を初めて知ったときは へぇ...すごい・・・。 と思いました。笑
はい、脱線終わり!
まあ、そんなわけでこのサウンデルシーは、他のパキポディウムよりも耐寒性があるので、パキポディウム初心者の方にもおすすめできるのかなと思います。
そして帰宅後、少しかっこよくしてあげました。
別作業で使用した化粧砂が余ったので使ってみました。どうでしょうか?
結構気に入ってしまったので他の子たちにも使いたくなっちゃいますね~
まだ試したことがない方は、是非一度写真のような化粧砂を使ってみてください( ´ ▽ ` )
化粧砂はこんなものがAmazonで売られていますね。ほかにもあると思いますので好みの化粧砂を見つけるのも面白いですね。
どうでもいい話ですが、この化粧砂をかける作業中にこの鋭い棘が指に刺さりました。笑
指を見てみたら見事に突き刺さっていて、それからしばらくかゆかったです。
毒でもあるのか?と調べてみたところ、パキポディウムには毒性があるようです( ;∀;)
ただし、棘にはなく樹液に含まれているというでしたので今回はただの傷口のかゆみだったようです。
もし剪定や、何かの拍子に折れてしまった傷口から樹液が出ていたら素手では触らないようにしましょう!
というわけで、今回はパキポディウム・サウンデルシーを買いましたよーというご報告でした。
また進展がありましたら記事にしたいと思います。
パキポディウムはいろんな種類があるのでそれぞれ好みがわかれるかと思います。
みなさんはどのパキポディウムを育てていますか?もしくはおすすめの品種などありましたら教えてください!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました(^^♪